ビリギャル感想。お母さんの素晴らしい教育方針。
今Amazonプライムビデオで
ビリギャルの映画が見れるようになっていたので、
早速みてみました!
なんとなく、ストーリーは推測がつくのですが
それでもやっぱり涙腺崩壊しました。。
私が思う、この映画のメッセージは
【覚悟を決めろ、覚悟を持った人は強く輝く】
だと思います。
学校1のビリから慶應合格を目指す主人公のさやかちゃん(有村架純)は、もちろんすごいですが、
それより私が1番すごいなと思ったのは
さやかちゃんのお母さん(吉田羊)ですね。
お母さんの【どんな時でも全力で子供達を応援する覚悟】が周りの人を少しずつ変えていくんですよ。
学校に呼び出されて、さやかちゃんの担任から「授業中ずっと寝てて迷惑です、遅くまで勉強しているせいだと言ってますけど、慶應なんて無理です、勉強するだけ無駄」と言われた時も
「あの子があんなに夢中になってるのはこれが初めてなんです、なんとか応援してやりたいんです」と頭を下げ頼み込んだり
塾の授業料が払えなくなった時も
仕事を掛け持ちして、夜遅くまで働いて授業料を工面したり
さやかちゃんが勉強が辛くなって精神的に落ち込んでいた時も
「辛いなら無理してやる必要はないよ。辞めてもいいんだよ。」と言ったり。
とにかく、自分のためではなく、【子供たちの為になるならどんな事でもやる覚悟】に満ちていて輝いてるんです。
その覚悟がなんであれ、覚悟を持った人は強いし、輝いてる。
自分が大切にしたいものは、みんな多かれ少なかれもってるけど、それをどんな時も貫くことは難しい。
ときに周囲から無理だと言われたり、煙たがられたりする。
けれど、覚悟を持ち続けた人にしか進めない道もあるし、進んだ先にみえる景色も大きく変わっていく。
そんなお母さんがいたからこそ、
ビリギャルは生まれたんだなぁと思います。
(そんなお母さんと対照的なのが、お父さんでしたね。自分が名門野球部に入れなかったから、その夢を息子に託して猛練習。そのうち息子が野球をやめたいと言い出し、親子喧嘩。野球をすることが楽しみではなく、義務に感じてしまって辛くなってしまったようです。教育熱心だけど、ほどよい距離感が必要なんだな、と思いました。)