【感想】ものすごくうるさくてありえないほど近い
タイトルの
『ものすごくうるさくてありえないほど近い』ものってなんだろう。
わたしの勝手な推察だけど、
たぶん『あの日のトラウマ』なんじゃないかと。
目には見えないけど、少年にまとわりついてるのは、お父さんの面影、それに伴う9.11の衝撃の、トラウマ。
そのトラウマを克服するために、少年は旅に出て、お父さんの面影を探す。
この映画をみて、
1番感じたことは
『わたしは死んだ後、何か残せるものがあるのかな』ということでした。
映画の中で、
お父さんは少年にとっても奥さんにとっても
とても大きい存在だったからこそ
失った悲しみも、とても大きかった。
それは、お父さんが生前に
少年と奥さんを心から愛し、
それを言葉や行動にして日頃から伝えていて
お父さんから愛されることが
2人の心の中で大きな支えになっていたからだと思う。
とにかく、この映画に出てくる
お父さん役のトムハンクスは、
子供から見てもカッコいい大人だし
奥さんから見ても素敵な旦那なので
ぜひ、この映画で彼の魅力を感じてほしいな、と思います。