自分を好きになれないと人も好きになれない#ブロークンイングリッシュ感想
30歳独身OLの恋愛物語。
等身大で描かれていて、映画の中の主人公、ノラ(パーカー・ポージー)と自分を重ね合わせてみたり
恋愛下手な女子は共感ポイント満載だと思います。
逆に男性は、あまり面白いと感じないかもしれないですが。笑
さて、映画の中で私がはまった共感ポイントですが、、
それは「必死さ」です。
結婚って早くすればいいって問題じゃないと思いますが、
やはり30代になると、いいなと思う男性はすでに結婚していることが多く
相対的に未婚者の数は少なくなってきます。
そうすると、「この人を逃したらあとはもうないかも」という気持ちに自然となり
その必死さが逆に男性を萎えさせてしまい、恋愛はうまくいかないのです。
そしてうまくいかない現状に、どんどん自分が嫌いになっていく。
「なんでみんなは彼氏がいるのに私だけ一人なの?」と・・・・
気にせず余裕を持っていればいいんでしょうけど、
そんな人生うまくいかないんですよね。
空回りしてもどかしい30歳の恋愛事情がうまく描かれていると思います。
そして物語は佳境へ・・・・・
人を好きになれないと思っていたノラがなぜ、人を好きになることができたのか、
「誰かに決められるんじゃなくて自分でちゃんと決断したい」
とひとりフランスにとどまることを自分で決めたノラ。
そこでやっと自分を受け入れ、嫌いな自分からマインドが変わることができ
最後ハッピーエンドを向かえます。
最後の結末は、ちょっと非現実的で映画の世界かなって思いますが、
主人公ノラが自分を受け入れ、すこしずつ明るく変わっていく姿に元気をもらいます。
よかったら、ぜひ。
週末にひとりでdvdをぼんやりと見たいときにオススメです。