当事者意識を持つために大切なことは強制的に◯◯を与えること。
「当事者意識」って言葉ほど
難しいことはない。
何も思わなければ
何もない人生になるし、
何かを思えば、
何かの人生になって行く。
私は演劇部の時も
初めから主役のオーディションを受けずに
ちょい役ばっかり受けていたのだ。
「下手なのに主役なんか受けてって思われたくない」
「ちょい役だったらもともと期待値が低いからちょっと努力するだけで、評価されて美味しいんじゃないか」
なんてことを考えていたのだ。
そう、当時の私は
何かに無我夢中になっている自分をみせるのが
とても恥ずかしかったのだ。
真面目で一生懸命頑張っている人なのに
結果が出ない人っていうのが
すごく恥ずかしくて嫌だったのだ。
負けて恥ずかしいところを見せたくないので
どんどん勝負しない人生に
なっていくことになる。
当事者意識という言葉は
自分に役割を与えること、と
言い換えることが出来ると思う。
そしてそれは、
自分が何者であるのか、
どういう役割を持っているのか、
それを強制的に自分に与える行為こそが
当事者意識を持つということなんだと思う。